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本日2020年11月15日の福島11R 福島記念(GIII)に出走したバイオスパークが、5分のスタートから先行集団馬群の中でしっかりと脚を溜めると、4コーナーで潜り込んだ内目から直線脚を伸ばし、最後は外から来た1番人気馬との叩き合いをクビ差制して優勝しました。
バイオスパークは父オルフェーヴル、母ナナヨーティアラという血統の5歳牡馬。
前走はGII の壁に阻まれましたが、去年の秋口から今年に入っての充実度は素晴らしく、中身の濃いシーズンを「結果」という形で残したかった大事なレースで、鞍上が完璧にエスコート。
JRA 全10場重賞制覇をオルフェーヴル産駒で飾った池添謙一騎手は、まさに猛獣使いの第一人者で、我々にとっては心強い味方と改めて実感させてくれる競馬でした。
また、これでタイトルホルダーとなったバイオスパークは、まだまだ成長を感じる頼もしさで、この冬、そして来年6歳を迎えるシーズンも頑張ってくれそうです。
初重賞制覇のバイオスパークはこの勝利で通算25戦5勝の戦績に。
オルフェーヴル産駒は15回目の重賞制覇で今季99勝目、通算で279勝目となりました(いずれも交流重賞3勝含む)。
[オルフェーヴル産駒 勝利一覧]
池添謙一騎手
「リズム良く運ぶことを頭に入れて、良い形で我慢することができました。あとは勝負どころをどう乗るかを考えながら進めました。元々折り合いは大丈夫な馬だと思っていましたし、そこは気にしていませんでした。前が引っ張っていたので、後は仕掛けどころを、間違えないようにと思っていました。少し内で窮屈になるシーンはありましたが、上手くクリアしてくれて、直線もしっかり伸びてくれました。2着馬も来ていたので、何とか我慢してくれと思って追っていました。本当に嬉しいです」
(ラジオNikkei より)
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