エアカエサルが登録抹消

　母が89年のクイーンカップ勝ち馬カッティングエッジという良血。加えて2000年のセレクトセールでエアの冠名でお馴染みのラッキフィールドが落札したという背景から、競争年齢に達する前から期待の高かったエアカエサルが1月31日付けで登録を抹消しました。
　小島太厩舎所属で2003年の2月にデビューしたエアカエサルは未勝利脱出に9戦を要し、また2004年に500万を二つ勝った後は見せ場すら作れないレースも多く、挙句には小島太厩舎から追い出されるという辛い経験も味わい、まさに苦労人ならぬ苦労馬でした。
　決して胸を張って誇れるアピールポイントはありませんが、「夢を見させてくれた」という意味では、われわれを大いに楽しませてくれた偉大な馬の一頭と言っても言い過ぎではないでしょう。
　今後は未定ですが、期待の大きさから開放された幸せな余生が待っていることを願いたいと思います。お疲れ様でした。

　2月26日追記
　乗馬としての転用が決まりました。