レース後評

アルゼンチン共和国杯に挑んだトレジャーマップ。道中は後方からレースを進めたが、スローな流れで最後は11秒台が続く上がりの競馬では、出番がなかった。
休み明けのヤマニンマルキーザは僅差の2着。後方から直線は大外をグイグイと。僅かに差しきれなかったが、これなら次は各勝級だろう。
メリークンは3着。前々でレースを進め、直線もしっかりと脚を伸ばしてきた。もう少し距離が合っても大丈夫そうだし、チャンスは近いはず。

レース前短評

未勝利脱出も手間取ったトレジャーマップが、格上挑戦という形ではあるが重賞初挑戦にこぎつけた。休み明けの前走は、悪化した馬場の恩恵を受けたにせよ、なかなか力強い走りだった。もしかしたらここで本格化を迎えたかもしれないし、非常に楽しみ。
メリークンは落馬事故に巻き込まれての競走中止から仕切り直しの再起戦となる。スピードは確かなものがあるし、鞍上もようやくまともなジョッキーを迎えることが出来た。巻き返しに期待したい。
土曜の福島に出走するヤマニンマルキーザは半年ぶりの競馬になる。小回りスプリントは得意で、休む前の競馬も同条件で好走。いきなりからでも楽しみは大きい。