レース後評

今週はオルフェーヴル産駒のグアンが勝利（記事）。記事中にも書いたが、とかく注目を集める馬ではあるが、馬自身が一戦ごとに力をつけてきており、この先も注目に屈しない走りを見せてくれるのではないだろうか。
期待のネルはまさかの着外に。スタートから他馬に競られ、4角ではもう脚が残っていなかった。
新潟で初勝利を目指したグッドジュエリーは3着。好スタートから3、4番手に控え、4コーナーで先頭に並びかけたときには勝ったと思ったが、勝ち馬はしぶとかった。ただこの馬も力は見せたし、もう順番待ちでも最前列のほうだろう。
期待の大きかったオルフェーヴル産駒アルママは2着デビュー。ちょっとまだ身体に力が付いていないのか、少しタルい走りをする馬だが、それでも勝ち馬の切れ味に必死で食いついていく粘りは見せた。馬体もまだ小さいし、これからの馬だろう。

レース前短評

このレース含めてここ3戦で武豊、ルメール、モレイラと豪華なジョッキーリレー行っているネル。いい加減勝ちきらなくてはいけない。
土曜日の新潟ではグッドジュエリーが初勝利を目指す。久々を一叩きされ、大きな変わり身を見せて前走。除外で実現こそならなかったが、もともとはデビュー戦に武豊を配していた素質馬ということを考えれば、これぐらいやれて当たり前かもしれない。時間もあまり残されていないし、ここで決めてしまいたい。
相変わらず頭数の多いオルフェーヴル産駒は、モルフェオルフェが格上挑戦で重賞に挑戦するが、それよりもアルママが注目を集めそう。母はあのホエールキャプチャ。サンデーサイレンスの3×3というクロスはひっかかるが、血統表に溢れる名馬の数々を見ているだけでも幸せな気持ちになれる。頑張ってほしい。