レース後評

レース前短評

昨年同様に今年もゴールドシップ産駒は始動が早く、2戦目を迎えるアオラキをはじめ、新馬戦には4頭がスタンバイ。
一昔前は「夏の2歳戦 = マイネル」と言われるぐらい、この時期にはラフィアンの勝負服が暴れていたが、またこういう傾向が出ているのは、ビッグレッドグループ全体でこのような戦略を立てているのだろうか。
戦略はともかく、早めに一つ勝っておくことはすごく大事なので、早々の初白星に期待したい。
2歳馬とは逆に少しずつ残された時間がなくなってきているのは3歳未勝利勢。昨年も多く見られたが、日曜の函館6R のようなレースは最悪な被り方なので、とにかく一頭ずつどんどん勝ち上がってほしい。
その函館では秋に向けて期待大きいダイムが必勝の構え。「何をそんなに焦っているの？」と首を傾げたくなるような強行軍だが、それだけ勝利を渇望しているのだろう。ここは決めたい。
土曜日の小倉で出走するカツコは、およそ17ヶ月の休養明けだった前走でしっかりと力を見せてくれた。なかなか順調に使えなそうな雰囲気だが、それだけに1戦1戦を大切にしているはず。勢いに乗る鞍上の力も借りて2つ目の白星を手にしたい。