レース後評

レース前短評

ジャンプ界の新王者マイネルグロンがいよいよ始動する。昨年の4連勝は見事で、特に前走の中山大障害はまさに「圧巻」、実に素晴らしいパフォーマンスだった。今季も無敗で終えられれば、来年はもっととんでもない世界が広がっているかもしれない。いろんな妄想をしながら、まずはキャンペーン初戦を楽しみにしたい。
そんな絶対王者に挑むワンダークローバーも、じわじわとながら力をつけてきている印象。百戦錬磨のジョッキーと共に、王者相手にどこまで迫れるか。
桜花賞トライアル報知杯フィリーズレビューでは、コラソンビートが今季初戦を迎える。阪神JFは最後に脚色こそ鈍ったが、力を誇示するに十分な内容の競馬だった。ここは距離短縮で相手を考えても負けられない一戦。しっかり勝ち切って本番へと向かいたい。
土曜日の中山牝馬ステークスにはクリノプレミアムが出走。もう7歳牝馬の春だが、前走も前々走も牡馬相手にしっかりと脚を伸ばしてよく頑張っている。まだまだ力は持っているし、牝馬同士の相手関係ならば2年前の再現は可能なはず。