レース後評

レース前短評

アイアンバローズ、ウシュバテソーロ、ドゥラエレーデ、そしてバロンドールの4頭がドバイで世界一を狙う。
大将はもちろんドバイワールドカップ連覇を狙うウシュバテソーロだ。前走もほぼ勝利に等しい内容で、改めてこの馬の順応性、力を再認識できた。どんな相手、馬場、展開だろうとも必ず差し込んでくる脚を持っており、連覇への信頼は揺るぎない。どんな競馬を、いやどんな勝ち方を見せてくれるか楽しみだ。
フェブラリーステークスでは激流に飲み込まれる形で敗れてしまったドゥラエレーデだが、実績のあるこの距離ならば巻き返してくれるはず。ウシュバテソーロとともにオルフェーヴルの名を世界に轟かせてほしい。
サウジアラビアではいい競馬のできなかったアイアンバローズだが、初の海外遠征も響いたかもしれない。オルフェーヴル祭りを開催するには、この馬の反撃もなくてはならない。海外2戦目で大きな前進を。
バロンドールはヒヤシンスステークスからの転戦。詰めて使われているのが少し気になるが、力は持っている。この馬もオルフェーヴルの一族であり、アイアンバローズとともにドバイワールドカップへの盛り上げに一役買いたい。あの日涙で暮れた横山典弘にドバイの地で歓喜を。