レース後評

レース前短評

我々が愛してやまない淀の3200m、春の天皇賞にオルフェーヴル産駒のシルヴァーソニック、ゴールドシップ産駒のプリュムドールとメイショウブレゲが出走する。
前走が長期休み明けだったシルヴァーソニックは、一度使われどこまで良くなっているかが鍵になる。まともなら昨年3着の力を見せてくれるはずで、とにかく状態が戻ってきていることを願いたい。
プリュムドールは6歳牝馬の春だが、ゴールドシップらしい牝馬の長距離砲で、前走も男馬に混じっての長距離戦でよく頑張っている。距離を味方に一発を狙う。
メイショウブレゲは実績こそさすがに見劣るが、京都の下り坂がとにかく合う。大外ひとまくりの直線一気で「あっ」と言わせるか。
前日の青葉賞ではコスモブッドレアがダービーの出走権を狙う。前走はもう少しのところまで頑張っていたが、スローの決め手比べは苦しかった。なんとか権利を取りたい一戦。難しい選択に迫られても強気に攻めて、悔いの残らない競馬をしてほしい。
日曜日の東京スイートピーステクスでは、コガネノソラとハワイアンティアレがオークスの出走権をかけて出走する。
コガネノソラは現在2連勝中で、前走はおよそ半年ぶりの競馬だったが成長を感じさせてくれる良い内容だった。勝たなきゃ権利がもらえないこのレースはなかなか難しいところもあるが、オークスで勝ち負けするのであれば、このメンバーで勝ち切らないとダメなのだろう。いざ3連勝でオークスへ。
ハワイアンティアレはこのメンバーで唯一、桜花賞からの転戦。血統的にはオークスという雰囲気ではないが、条件としてはこれくらいの舞台が合いそう。重賞で揉まれてきた経験をここで活かしたい。