レース後評

レース前短評

函館記念にゴールドシップ産駒のマイネルメモリーとマイネルモーント、オルフェーヴル産駒のマコトヴェリーキーが出走する。
今季に入って京都記念、阪神大賞典と連続で上位争いを繰り広げたマコトヴェリーキーは、ようやく素質が開花してきた。今の時計が早い函館への不安はあるものの、そんなことで四の五の言っていたら秋はのぞめない。春天を使わずここを目標にしてきただけに、結果と内容が両方欲しい一戦。期待したい。
金杯で力のあるところを見せてくれたマイネルモーントも、3月の金鯱賞から少し間隔を開けてここを狙い撃ちにきた。この馬もグッと力をつけてきている印象で、この休み期間でさらなる上昇度を見せてくれれば、あっさりの重賞制覇も十分考えられる。ゴールドシップっ仔にしては変幻自在のレースができる馬で、初の函館競馬もプラスに働きそう。楽しみだ。
マイネルメモリーはここ2戦が馬場状態の悪さに泣かされた印象だけに、函館に舞台が変わればチャンスはありそう。持ち味の末脚を生かせる展開になれば一発の期待は小さくない。