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ニホンピロビャクヤが調教中の事故で予後不良に


命沈むともその名は頭上に輝き続けて

 3月2日のレースで約1年ぶりに復帰を果たしたニホンピロビャクヤが、調教中に故障を発生して予後不良になっていたことがわかりました。
 ニホンピロビャクヤは2005年の2月にデビュー。6戦を戦いましたが勝利までは至らずに、その後は園田へ転籍。
 園田では6戦4勝の好成績を収めると、2006年春に再び中央へ復帰し、芝の中距離から長距離戦で勝ち負けの競馬を何度か繰り返すなど活躍を続けていました。
 最後のレースとなった前走は、勝ち馬から3秒以上も離されてしまう、まさかの大敗でしたが、その時にはもう自身の運命を悟っていたのかもしれません。
 ニホンピロビャクヤは、ヤマニンメルベイユ姫と同世代。
 彼女が大仕事を成し遂げた時、我々はきっと夜通し中騒ぎ続けることでしょう。沈まない陽、白夜はそのときを意味するのです。
 おつかれさまでした。
 なおJRA登録は3月21日に抹消されています。

[2008 04/02]

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