ホクトスルタン閣下は、3枠4番から偉業へ挑戦

いまだ気は抜かず、けれども心の闘志にはそろそろ火をつけて

　天皇賞の枠順が発表され、ホクトスルタンは3枠4番から出走することになりました。
　水曜日には最終追い切りを順調に消化。助手を背に栗東のCWコースで一杯に追われて、80.8 – 65.2 – 51.0 – 38.2 – 12.3 の時計をマーク。
　気性面を考慮した軽めの調整でなく、意欲的に長めからきっちり追えたあたりに成長の跡がうかがえます。
　鞍上の横山典弘はさすがに歴戦を知るベテランだけに、「そんなに競馬は甘くない」と慎重な姿勢を崩していないようですが、彼は100%の力を必ず引き出してくれる男です。
　ノリの引き出したスルタンの100％がとんでもない力であれば、何ら問題ありません。
　決戦まであと3日。
　仕事を頑張らなきゃいけない人、家事をしなきゃいけない人、勉強をしなきゃいけない人、はたまた病などに苦しんでいる人。目の前にある自分の闘いを必死に戦いながら、当日を迎えましょう。
　そしてすでに臨戦態勢ができている人は、精一杯の気持ちをスルタンにぶつけてください。
　一人一人がやるべきことをきちんとこなし、そして出た結果がすべてです。