メジロマックイーン関連ニュース
王子が闘っていた相手はいったい誰?
昨年6月以降、持病の右前脚繋靱帯炎や、その後に発症した屈腱炎に悩まされ続けてきたマイネルヘンリーが、今度は右前脚の副管骨を骨折し、残念ながらこのまま現役を退くことになりました。
マイネルヘンリーは、2006年の11月にデビュー。3戦目で初勝利を挙げると、京成杯(GIII) 4着、東京2400mのゆりかもめ賞で早々と2勝目を手にし、病により急逝した僚馬マイネルオルケシスの分もと、クラシック路線へ果敢にチャレンジしていきましたが、皐月賞、ダービー、菊花賞、いずれのレースにも出走は叶いませんでした。
青葉賞(GIII)でダービーの出走権を逃して休みに入った放牧先で、右前脚の繋靱帯炎を発症。1年近い休養を挟み、ようやく復帰できたのもつかの間、脚の腫れが事前に確認されていたにも関わらず、「ダービーへ出走するマイネルチャールズに騎乗する松岡正海騎手」の「予行練習のためだけ」に、レースに出走させられ、レース後に再び繋靱帯炎と診断。その後、屈腱炎を発症、さらには今回……。
大器と期待されていたマイネルヘンリーが、走ったレース数は結局わずか10戦でした。
言いたいことは沢山ありますが、今はグッとこらえて……。
無念のまま散っていった奴らのためにも、何とかGI のタイトルを。何とかマックのサイヤーラインを後世に。
[2009 09/03]