メジロマックイーン関連ニュース
持っている強さは確かなもの。弱さになんて引きずられず、その強さを胸に感じ続けてゆけ
前走、京王杯2歳S(GII) で自滅したオルフェーヴルが、間隔をじっくりとあけ、満を持してシンザン記念(GIII) に出走しました。
前走はスタート直後から引っ掛かってしまいましたが、この日はスタートこそ飛び跳ねるようにしてしまったものの、道中は力みながらもギリギリのところで折り合い、中団の最内でじっくりと前を追走。4コーナーで鞍上が仕掛けるとやや頭を上げるなどモタモタしてしまいますが、それでも直線に入るとグイグイ前を追い詰め2着を確保しました。
初重賞制覇とはいきませんでしたが、やはり折り合いさえ付けば末の脚は半端じゃありません。
まだまだ色々な課題がありそうですが、確かな強みがあれば、例え抱えた弱さを克服できなくても大きなところで闘えきれるはず。なんでもかんでも完璧なんて面白くない。この時代を生き抜く武器なんて、一つあれば十分です。
彼の前途は明らかに洋々と。
オルフェーヴル：池添謙一騎手「前走は出遅れた後、馬を前に出して行って折り合いを欠きましたので、今日は折り合いを重視して、ゆっくりとレースを運びました。リラックスしたら直線はさすがにいい脚を使ってくれました。今後はもっとリラックスして走れるようになってくれたらいいですね」（ラジオNikkeiより）
[2011 01/10]