[RACE REPORT] メジロチェスター、外から伸びるも初勝利はもう少しお預け

大丈夫。もうすぐ順番はまわってくる

　ここ2戦でチェスターのことを完全に手の内に入れた感のある吉原寛人騎手は、スタートから無理することなく抑えながら後方でレースを進めた。
　前が飛ばし、縦長に馬群は伸び、バラバラに前を追う展開。
　非力なチェスターには力が要求される厳しいレースだったが、吉原騎手も流石で、勝負どころまで自分のペースを貫き動かない。
　激しく周りのジョッキーが手を動かす中で、ワンタイミング仕掛けを遅らせ4コーナーで大外へ。直線に入ったところで「グイッ」と伸びてきた瞬間は、勝利を確信したのだが……。
　泥を目一杯被り、灰色の身体に変貌したチェスターが、外から懸命に脚を伸ばしてくるも、前も止まらず、やがて脚色が鈍り4着まで。
　やはり南関のレベルは高く、なかなか勝たせてもらえないが、それでも一戦一戦きっちりと競馬をしている。
　大丈夫。初勝利は近い。大丈夫、大丈夫。
　今日も彼は頑張ってるから、何も心配はない。

2011年2月23日　船橋競馬 6R ダ1600m Ｃ２(七)(八)　メジロチェスター　吉原寛人55　3番人気4着

今日はパドックでの気配が今一つで、なんか眠そう

やっぱり眠そう

返し馬では、ジョ、ジョッキーが眠そう!?

起きてるよぉぉ

序盤は後方で

直線、外から追い上げるも

グイグイ来ているように見えたけど

砂を浴び、身体はほとんど芦毛

一生懸命走っているお前を責めやしない。次だろ、次！