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オルフェーヴル 悪路も馬群も蹴散らし二冠達成


台風の影響から大雨が降り続き、ドロドロぐちゃぐちゃ正真正銘の不良馬場で行われた第78回東京優駿、日本ダービー。
1番人気に推されたオルフェーヴルが、道中後方から直線あっという間に抜け出し優勝、皐月賞に続いての二冠制覇を果たしました。
勝ちタイムは2分30秒5、1と3/4馬身離れた2着にはウインバリアシオン、3着は7馬身離れてベルシャザールが入りました。

デビュー当初はやんちゃ坊主だったオルフェーヴルですが、パドックに姿を現した彼は落ち着いて、堂々たるもの。土砂降りの雨にも負けず、直線ではナカヤマナイトに進路を塞がれる厳しい場面もありましたが、それにも全く怯まず、こじ開け、跳ね返し、坂上からは完全なる一人旅。

心身ともに力強いところを見せてくれた彼のことを、もう、やんちゃ坊主なんて言うことはできません。
これでオルフェーヴルは8戦4勝の戦績で、うち重賞はGI 2つを含めて3勝目。
秋には三冠制覇の偉業もかかりますが、これだけの強さを見せられると、三冠なんて小さなタイトルより、海の向こうでまだ見ぬ強敵とどれだけやれるのか見てみたい。マックイーンの血が入る者の走りを、競馬の最高峰で見てみたい。

豪雨の府中で夢は大きく、大きく、舞い上がりました。

池添謙一騎手「オルフェーヴルにとっては一生に一度のクラシックの舞台ですし、また1番人気にも推されていたので緊張しました。道中はリズムよく走ることができましたし、直線では窮屈になる場面もありましたが、持ち前の勝負根性で抜け出してくれました。ダービーの重みを感じていましたし、この馬でとりたいと思っていました。このまま秋も順調にいって欲しいですね」(ラジオNikkeiより)

オルフェーヴル 悪路も馬群も蹴散らし二冠達成 © JRA
© JRA

オルフェーヴル 悪路も馬群も蹴散らし二冠達成 © JRA
© JRA

[2011 05/29]

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