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ドリームジャーニーが現役を引退


振り返って気が付く蹄の跡が夢の旅路

 昨日行われた宝塚記念(GI)で10着に敗れたドリームジャーニーが、現役を引退することになりました。
 同馬を所有するサンデーレーシングがクラブ公式ページで明らかにしています。
 ドリームジャーニーは2006年9月の新潟競馬でデビューすると、4戦目の朝日杯FS(GI) で初GI 制覇。これはマック孫にとって、はじめての重賞タイトルでした。
 翌年のクラシック戦線は、武豊騎手を背に鮮やかな後方一気で神戸新聞杯(GII) こそ制したものの、タイトルはその一つだけ。
 古馬になっても成績は上がらず、「早熟」の二文字がチラチラ頭をかすめてきた頃、彼に転機が訪れました。
 デビュー12戦目、安田記念(GI) で池添謙一騎手に出会ったドリームジャーニーは、そのレースこそ落としたものの小倉記念(GIII)、朝日CC(GIII)と連勝。秋のGI 戦線を二人で堂々と渡り歩き、刃を少しずつ尖らしていきます。
 そして迎えた5歳シーズン。産経大阪杯(GII) で5つ目の重賞タイトルを手にすると、天皇賞春(GI)3着を挟み向かった宝塚記念(GI) で一つ下のダービー馬ディープスカイを寄せ付けずに2度目のGI 制覇。その年の冬には有馬記念(GI)をも制し、グランプリ連覇の偉業を達成しました。
 結局、そのレースが彼にとって最後の勝利となりましたが、小さな身体をフルに使って追い込んでくる姿は、その残した記録以上に人々の記憶に強く刻まれたのではないでしょうか。
 通算成績は31戦9勝、重賞7勝のうちGI は3勝、獲得賞金は847,973,000円。
 個人的なことを言わせてもらうと、この馬とはもう少し後で・・・せめて今頃出会いたかったです。
 どうしてもマックっ仔が中心となってしまうため、彼の特集を組んだことは一度もなく、応援に行くでもなく、たとえGI 制覇を成し遂げても淡々と記事を紡ぐのみ。2009年の天皇賞春なんかは現地に居たのに、見ていたのはスルタン閣下のことだけ。頑張ってくれた孝行孫なのに、申し訳ないことをしてしまったなと。
 だから自分には彼へ「ありがとう」の言葉は書けません。
 ただ改めて振り返ってみると、レースに出走した数以外の通算の勝利数、重賞・GI獲得数、そして賞金といった名誉ある記録はすべてマックを上回ることはなく、彼なりに気を使ってくれたようにも感じ、今さらながら本当に偉い馬だったなと思います。
 彼の種牡馬生活が幸せでありますように。
 そう願うことで、彼へのお詫び、懺悔とさせてください。お疲れさまでした。

[2011 06/27]

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