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共に歩んだ過程こそが困難な時の力に
9月18日の阪神7R 牝馬限定の3歳上500万 ダート1800m に出走した[孫]プリティカポレイが優勝。今年1月以来の勝利で3つ目の白星を手にしました。
ここ2戦連続して1番人気の2着。鞍上の小牧騎手としても今日は決めなきゃいけないレースで、慎重に慎重を重ね、先団追走から抜群の手応えで迎えた4コーナーでも決して早めに先頭に立つことなく、じっくりと焦らず追い出しを我慢。
直線で一旦は外から強襲してきた馬に抜かれかけましたが、激しいデッドヒートの中、最後は盛り返し、クビ差相手を抑え込んだままゴール版を駆け抜けました。
これで通算成績は20戦3勝。
乗り代わりが激しい昨今ですが、競馬は点ではなく線で評価されるもの。
挫折と反省を繰り返しながら手にした勝利の美酒の味は、格別なものでしょう。
小牧太騎手「追い出して頼りないので、できるだけ追い出しを辛抱した。いったん2着馬に出られたけど、辛抱した分、差し返してくれた」（馬三郎より）
[2011 09/19]