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昨日行われた有馬記念(GI)でオルフェーヴルが1番人気に応えて優勝。ナリタブライアンに続き、同一年度での3冠と有馬記念制覇の偉業を達成しました。
菊花賞のように序盤は馬群に入れて折り合いに専念しましたが、道中はスロー中のスロー。1週目の1コーナーではほぼ最後方の最内というあまりに苦しい位置取りでしたが、向正面で上手い具合に外へ運ぶと、そこから徐々にポジションを上げていき、勝負どころでは前を射程圏内に。
4角で大外から先頭に並びかけると、直線は内で猛追してきたエイシンフラッシュとの叩き合いになりましたが、これを制し、スプリングS からの6連勝で4冠という圧倒的な存在感を見せつけ2011年を締めくくっています。
レース後に陣営からは「ドバイ」や「凱旋門賞」の言葉が零れ落ち。どうやら2012年は海を渡った所が主戦場となりそうです。
なお、この勝利でマック孫のGI 制覇は7度目、重賞制覇は15度目となりました。
池添謙一騎手「強いのひと言です。引っ掛かってはいましたが、何とか我慢して向正面でうまく外に出すことが出来て、遅い流れの中で追い上げる時のスピードのノリは抜群でした。沈むような走りで捻じ伏せるようなレースをしてくれました。本当に強いレースでした」（ラジオNIKKEI より）
© JRA
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[2011 12/26]