オルフェーヴル、ジャパンカップ制覇ならず

昨日行われたジャパンカップにオルフェーヴルが出走しましたが、ジェンティルドンナとの競り合いにハナ差屈し、ジャパンカップ制覇はなりませんでした。

鬼門の大外枠も無難にこなし、中団から後方で何とか折り合い、レースを進めたオルフェーヴル。
勝負どころでは積極的に前へと進出し、4角で前を射程圏内に入れる完璧な内容でしたが、肝心の直線で内にモタれて、ジェンティルドンナと接触するなど強さを見せられず、凱旋門賞で敗れた悔しさを晴らすことはできませんでした。
なおレース後に、ジェンティルドンナが内から出てきた時の進路の取り方で長い審議が行われ、降着はなかったものの、岩田騎手が開催日2日間の騎乗停止処分を受けています。

オルフェーヴル陣営も判定に不満をあらわにしているように審議の内容に賛否両論あるでしょうが、負けは負け。
史上最強馬クラスにまで上り詰めようとしていた馬が、今季に入って6戦2勝。
地に落ちた誇りを再び拾い上げる者は、そしてその場所は。

オルフェーヴル：池添謙一騎手「道中、行きたがりましたが、馬の後ろで何とか折り合いました。直線、ぶつけられてバランスを崩し、手前を替えて…着差が着差だけに悔しいです」（ラジオnikkeiより）