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マック孫大暴れの有馬記念は、オルフェーヴルが圧勝


22日に行われた第58回 有馬記念(GI) 芝2500m にオルフェーヴル、ゴールドシップ、ラブイズブーシェのマック孫3頭が出走しました。

思わぬ馬が逃げ出したレースは、ゴールドシップが後方6番手あたり、それを見る形でオルフェーヴル、更にその後ろにラブイズブーシェという隊列で展開。
序盤から各馬の出入りもなく、比較的スムーズな流れの中、レースが動き出したのは3コーナー過ぎ。
いや正確に言えばレースがではなく、オルフェーヴルが。
馬群の大外を他馬とはまるで違う脚で追い上げ、持ったまんまの手応えのまま、4コーナーをまわりきるところでは早くも先頭に。
そこからいつものようにラチに頼る形で最内に入っていくと、後はどんどんと後続の差は広がっていくばかり。

懸命に追われてゴールドシップが脚を伸ばしてくるはるか前方で、オルフェーヴルは2着馬に8馬身の差を付け悠々とゴール板を通過していました。
ゴールドシップは3着を死守するのがやっと。
後方でじっと脚を溜めていたラブイズブーシェが最後の最後で入着争いを制し4着に。

オルフェーヴルの強さばかりが目立ったレースでしたが、ゴールドシップ、ラブイズブーシェのマック孫たちもしっかりと掲示板を確保し、マックファミリーグランプリに相応しい結果を残してくれました。

オルフェーヴルはこれで現役を引退。
来年からは社台SS で種牡馬入りすることになります。
通算成績はマックと同じ21戦12勝。

この勝利でマック孫は、14度目のGI、31度目の重賞制覇となり、また通算の勝利数を128勝目に伸ばしています。

オルフェーヴル 池添謙一騎手
「レース後、引き上げてきて手を上げたのはファンにオルフェーヴルが1番なんだとアピールしたくてやりました。池添コールよりもオルフェコールをお願いします。スタートして、他の馬や位置取りは考えず、オルフェーヴルと呼吸を合わせて、リズムよく走らせることに専念しました。少し行きたがりましたが、ゴールドシップの後ろで我慢してくれと思いながらレースを進めました。少し動くのが早いかなとは思いましたが、手応えは十分で、後ろからは差されないと思って4コーナーを回りました。東日本大震災の年に3冠馬になったオルフェーヴルは多くの人に元気を与えたと思います。これまでの名馬と同じく、オルフェーヴルのことを語り継いで欲しいと思います。オルフェーヴル、お疲れ様でした。オルフェーヴルは世界一強い馬だと思っています」

ゴールドシップ R.ムーア騎手
「すごくよく走っていますが、勝った馬が強すぎました。それに今日の馬場は合っていなかったようです。次は走ってくると思います」

ラブイズブーシェ 武豊騎手
「このメンバーでこれだけ走れましたし、来年は重賞へ手が届くと思います」

2013年 有馬記念結果

オルフェーヴル © JRA
© JRA

マック孫大暴れの有馬記念は、オルフェーヴルが圧勝 © JRA
© JRA

[2013 12/23]

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