メジロマックイーン関連ニュース
日本時間の昨夜、フランス・ロンシャン競馬場で行われた第93回 凱旋門賞にゴールドシップが出走。
2番枠からスタートしたゴールドシップは、道中最後方の位置取りでレースを進め、直線で大外に持ちだしましたが、スローペースの上がり勝負はいかにも苦しく、14着に敗れました。
勝ったのは昨年の覇者Treve。
1977年、78年のAlleged 以来、実に36年ぶりの凱旋門賞連覇でした。
日本勢はハープスターもジャスタウェイも見せ場すら作れず、近づいたはずの凱旋門賞制覇がまた遠くに行ってしまったような感覚は正直ありますが、とは言え日本馬の挑戦もまだたかだか20頭ぐらいの数で、ようやくフルゲートを超えたあたり。
フルゲートの中に勝ち馬がいなかったのは問題ではありますが、2レース分のゲートが埋まれば、一頭ぐらいきっと。
大きな期待を持って大敗してしまうと、反動となって沢山の批判などが集まりますが、そんな色々と議論をして出した答えなんかきっと正解じゃなく、自分はただ単純にひたすら挑戦し続けることだけが、この大きなタイトルに近づく一番の近道だと思っています。
挑戦する者を笑う資格など、こちらにはなく。
勇敢な挑戦者には尊敬の念と拍手を送るのみ。
そして今年もまたフランスの地にMejiro McQueen の名を刻んでくれた関係者の方々には、感謝感謝です。
無事に日本へ戻ってきてください。
お疲れ様。
横山典弘騎手
「馬は頑張ってくれた。結果はしかたない。そんなに世界は甘くない。走り方は日本のレースと変わらなかったし、力は出してくれた。やれることはやった」
ゴールドシップ 凱旋門賞 © JBIS
ゴールドシップ 凱旋門賞 © JBIS
[2014 10/06]