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フーラブライドも健闘した阪神大賞典でゴールドシップが3連覇


本日3月22日、阪神競馬場で行われた第63回阪神大賞典(GII) 芝3000m に出走したゴールドシップが優勝。
昨年6月の宝塚記念以来の勝利を飾り、阪神大賞典3連覇の偉業を成し遂げました。

スタートからあまり行き脚が付かず、前は大逃げと、レース序盤は嫌な汗が出てくる展開でしたが、やがて馬群が凝縮してくると、ゴールドシップの気分を損ねないよう外々を通りながら、岩田騎手が丁寧なアクセルさばきで徐々に前へ。
勝負どころにかけてじわぁーと進出していくと、直線入り口で早々と先頭に並びかけます。

追い出しにかかるゴールドシップの背後には、デニムアンドルビーが虎視眈々と迫っていましたが、この日のゴールドシップは強きゴールドシップ。
いくら距離を走ろうともけっして詰まらない永遠の1馬身差を保ったまま、後続を引き連れ力強くゴール板を駆け抜けて行きました。

ゴールドシップはこれで重賞10勝目となり、通算成績は23戦12勝に。
また、マックファミリーにとっては今季3勝目、通算149勝目となる勝利で、マック孫の重賞制覇は36度目となっています。
参考:マックファミリー全勝利

この日の阪神大賞典にはフーラブライドも出走。
こちらは道中先行集団の外目で前を追走し、ゴールドシップが早めに来る苦しい展開ながら、直線でもバテることなくしぶとく伸びて掲示板を確保。
牡馬相手の長距離戦でも十分にやっていけることを証明してくれました。
牝馬限定の中長距離GI は秋にしかありませんが、引退を1年先延ばしにしてよかったと言える日がくるかもしれません。

今後2頭が揃って春天へ行くのか、あるいはどちらか1頭か、それとも1頭も出ないのか。
マックファンとしては春の盾こそが最高のタイトルですが果たして。

岩田康誠騎手
「本当に強かったです。この馬のリズムもありますし、のびのびと走らせてあげようと思っていました。前走よりも前に行けましたし、馬場は緩かったですが、パワーがあるので最後までがんばってくれました。ヨーイドンの競馬ではなく、馬をその気にさせられたのがよかったです。直線ではアタマが上がったかと思いましたが、もうひと伸びしてくれました。すごい馬だと思います。3000m を走っても息がすぐ入っていたということなので、まだ本気で走っていないかもしれません。これからも強いゴールドシップを見せられたらと思います」(ラジオnikkei より)

酒井学騎手
「理想としてはゴールドシップの後ろでした。道中は前にカベを作りたかったのですが、作れず、どうかなと思っていました。しかし、折り合いがついて、うまく走ってくれました。距離は大丈夫だという感触がありました。勝負どころでモタモタしましたが、バタついたわけではなく、ジリジリと脚を使っています。よくがんばっていますし、次につながると思います」(ラジオnikkei より)

フーラブライドも健闘した阪神大賞典でゴールドシップが3連覇 © JRA
フーラブライドも健闘した阪神大賞典でゴールドシップが3連覇 © JRA

フーラブライドも健闘した阪神大賞典でゴールドシップが3連覇 © JRA
フーラブライドも健闘した阪神大賞典でゴールドシップが3連覇 © JRA

フーラブライドも健闘した阪神大賞典でゴールドシップが3連覇

[2015 03/22]

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