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本日2020年12月5日の中山11R ステイヤーズステークス(GII)に出走したオセアグレイトが、道中3番手の内々でじっくりを脚を溜めると、直線で懸命に逃げ残りを図る同じオルフェーヴル産駒のタガノディアマンテを、ゴール寸前で捉えて優勝しました。
オセアグレイトは父オルフェーヴル、母ブルーダヌーブという血統の4歳牡馬。
1000mの通過タイムが1分6秒を超える超スローペースの中、スタミナに不安のないオルフェーヴル産駒が積極的なレースを展開。レース半ばで、勝負は決まっていたようなものでした。
2月のダイヤモンドステークスで2番人気と1番人気を分け合ったオセアグレイトとタガノディアマンテにとっては、思い描いた2020年シーズンではありませんでしたが、「来年は違うぞ」と決意新たに。
5着に入ったヒュミドール共々、2021年の大活躍を予感させるレースでした。
初重賞制覇のオセアグレイトは、通算16戦5勝の戦績に。
オルフェーヴル産駒は105勝目で、通算285勝目、17度目の重賞制覇となりました(いずれも交流重賞3勝含む)。
[オルフェーヴル産駒 勝利一覧]
横山典弘騎手
「疲れました。レースは何回も見ていましたし、中間の調教も乗せていただいて、昨日も乗せていただきました。状態が良さそうでした。レースはプラン通りでした。道中は気分良く走っていて、抑えるのに苦労していたので、手応えほど弾けませんでした。それでもよくつかまえてくれました。元々能力があって、走っていないときは順調さを欠いていました。今日は良い競馬ができたので、大きいところでも頑張ってくれればと思います」(菊川正達調教師)
「ジョッキーが上手いですね。ジョッキーも気合いが入っていて、昨日も乗っていました。持って行かれ気味でやりすぎかというくらい気持ちが入っていました。来年の天皇賞春を目指したいですが、馬の状態次第でどこか一回叩きたいと思っています」(ラジオNikkei より)
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