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本日2021年3月4日の川崎競馬11R エンプレス杯(GII)ダート2100m に出走したマルシュロレーヌが、スタート直後後方の位置取りから徐々にポジションを上げていくと、4コーナーでは前2頭から少し離れた3番手に進出、そこから直線しっかりと脚を伸ばしてゴール前差し切って優勝しました。
マルシュロレーヌは父オルフェーヴル、母ヴィートマルシェという血統の5歳牝馬。
今日はスタートも良くなく、位置取りも決して楽なポジションではありませんでしたが、それでも直線で前をきっちりと。
そのレースぶりには「どこからでも差し切れる」といったぐらいの余裕、貫禄を感じさせてくれ、今年一年負けなし、あわよくば海外での勝利をも期待させてくれる強い内容でした。
3度目の重賞制覇となったマルシュロレーヌは、この勝利で通算17戦7勝の戦績に。
オルフェーヴル産駒は22回目の重賞制覇で、今季23勝目、通算312勝目となりました(地方交流重賞5勝含む)。
[オルフェーヴル産駒 勝利一覧]
川田将雅騎手
「今まで走ってきたレースより距離が長くなりますし、コーナーも6回まわらないといけませんから、道中気をつけて乗ろうと思っていました。ゲートの中で他の馬が暴れた際にこの馬も少し反応してしまい、ゲートに座り込むような形でいいスタートを切ることができなかったのですが、その中でどうしていこうか考えながら乗っていました。左回りでタイトなコーナーであっても上手に走ることができていたので、予定していた以上に上手にコーナーを走れるな、と思いました。他の馬たちの並びや手応えを見ながら、前が結構飛ばしていたので深追いせず、コーナーを大切に回して4コーナーの出口から、というイメージで乗りました。直線もしっかり余力が残っていましたし、いい走りをしてきっちりつかまえてくれました。まずは続けて2つ勝つことができたので、今後もこの馬らしい競馬を続けていければと思います」
(ラジオNikkei より)
矢作芳人調教師
「距離が延びるのは良いと思いましたが、コーナー6回ですし、どうしても後ろから行くのでそこはちょっと心配でした。ゲートは周りの馬の影響を受けて後ろからになりましたが、コーナーを非常にスムーズに回ることが出来たのは大きかったですね。強い競馬をしてくれました。次はまだ考えていませんが、牝馬の中では一番強いと思っていますし、今年はどこか良いところで牡馬とも戦いたいと考えています。普段はとてもかわいい女の子ですし、勝てて嬉しいです」
(ラジオNikkei より)
レース映像は南関東4競馬場|nankankeiba.comにて。