スピーディキック（タイセイレジェンド産駒）が南関東牝馬三冠ならずも、しっかりと力を誇示

昨日2022年6月15日に川崎競馬場で行われた第58回 関東オークス（GII）ダート2100m に、スピーディキックが出走。
桜花賞、東京プリンセス賞と連勝中、ここは南関東牝馬三冠のかかったレースでしたが、大願成就とはなりませんでした。

レースは二の脚早く一旦は先手を奪いましたが、1周目の3コーナー手前でハナを奪い返されると、道中は勝ち馬がすぐ外をがっちり固めてくる厳しい展開。終始外には出せない状況から、直線入り口で勝ち馬がサッと抜け出した後を猛追しましたが、3着に敗れました。

大きな記録のかかったレースだけに、結果だけ見れば残念でしたが、中央勢が圧倒的な強さを見せる関東オークスで、もちろん地方馬再先着。JRA の馬たちとも互角に渡り合えるところを証明し、今後に向けては展望が大きく開ける素晴らしい内容の競馬でした。

これからどこへ向かっていくか、どこまで伸びるか。
父のタイセイレジェンドともども目が離せません。

なお関東オークスには、同じタイセイレジェンド産駒のティーズハクアも出走。
こちらは中団でレースを進めましたが9着でした。

御神本訓史騎手
「枠も良かったですし、流れも完璧でした。相手が強かったです。この馬も伸びていましたが、弾け方が違いました。よく走ってくれましたし、悔いはないです」
（ラジオNikkei より）

[「2015 – 」 – メジロマックイーン クロニクル]