タニノタビト（オルフェーヴル産駒）が岐阜金賞を制して、ドリームジャーニー産駒ドリームズライン以来の東海3歳3冠を達成

昨日2022年8月25日に笠松競馬場で行われた第46回岐阜金賞(SP1) ダート1900m でタニノタビトが優勝し、東海3歳3冠を達成しました。
タニノタビトは父オルフェーヴル、母テーブルスピーチという血統の3歳牡馬。

レースは終始外目で人気馬をマークする形で進み、勝負どころからは前を行く馬とのマッチレースの様相。
直線に入ってからは厳しい叩き合いの攻防でしたが、駿蹄賞、東海ダービーと勝ち上がってきた誇りを胸に、最後はアタマ差だけしっかりと交わしての偉業達成でした。

レース映像はこちら。

東海3歳3冠馬は、ドリームジャーニー産駒のドリームズライン以来となる史上5頭目
（記事）。
ドリームジャーニーからタビト = 旅人 に続いたことは、何かの縁だったのでしょうか。

わずかデビュー1戦で見切りを付けられてしまった馬ですが（記事2）、そこから這い上がっての栄光には胸が熱くなるばかり。
人生何事も捨てたもんじゃないなと、勇気をもらえる素晴らしい走りでした。

今後は盛岡競馬場で行われるダービーグランプリが目標になるとのこと。
もちろんその先には。
反撃の旅路はまだまだこれからも続きます。

この勝利でタニノタビトは通算18戦6勝の戦績（中央1戦0勝）となりました。

岡部誠騎手
「4コーナーではこれはもう勝ったと思いましたよ。タニノタビト自身が前の馬を追いかけていく闘志を持っていますから。（ゴール後のガッツポーズは）三冠ですからね。三冠ジョッキーにしてくれた馬ときっちり仕上げてくれた厩舎スタッフに感謝の気持ちも込めてでした」
（中日スポーツ より）