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本日2022年12月3日の中山11R スポーツニッポン賞ステイヤーズステークス(GII)芝3600m に出走したシルヴァーソニックが、ちょうど真ん中の枠番スタートながら最初の1コーナーで前から4番手あたりの最内に収まると、道中は無駄なく脚を溜める形、4コーナーで前を行くメロディーレーンがモタモタしている中でも慌てず騒がずインでじっとしていると、直線開いた内をスパッと抜け出し、最後はゴールドシップ産駒のプリュムドールが脚を伸ばしてきましたが、これを3/4馬身退けて優勝しました。
シルヴァーソニックは父オルフェーヴル、母エアトゥーレという血統の6歳牡馬。
春の天皇賞でスタート直後に躓いて落馬、その後は骨瘤が出たり、賞金で除外されたりと、なかなか悪い流れを断ち切れませんでしたが、名手の巧みな手綱捌きをアシストに、ここで勢い取り戻すビッグタイトルをゲット。
歩むはずだった栄光の1年はもう戻ってきませんが、この休みは「失った」時ではなく、もしかしたら「力を満たす」充電のタイミングだったのかもしれません。
重賞初制覇のシルヴァーソニックは通算20戦5勝の戦績に。
38度目の重賞制覇(海外重賞2勝、地方交流重賞10勝、ジャンプレース重賞2勝)となったオルフェーヴル産駒は、今季69勝目で、通算461勝目となりました。
[オルフェーヴル産駒 勝利一覧]
ダミアン・レーン騎手
「スタートしてすぐ、ラチ沿いの良いポジションが取れて有利な競馬でした。最後にスペースが出来ると良い反応で、良い脚を使ってくれました。これからも長距離重賞で強いレースをしてくれると思います」池江泰寿調教師
「牧場でよく立て直してくれて、使っている時と遜色のない状態に戻っていました。今後に関しては未定です。(オルフェーヴルの産駒でJRA通算800勝達成については)ブラボーです」(ラジオNIKKEI より)