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父ゴールドシップと岡田総帥にクラシックタイトルを届けたユーバーレーベンが、左前屈腱炎を発症し現役を引退。繁殖入りへ


サラブレッドクラブ・ラフィアンより、ユーバーレーベンの現役引退が発表されました。
ユーバーレーベンは来週行われる金鯱賞への出走が予定されていましたが、28日の馬体チェックで左前屈腱部に触診反応があり、エコー検査を行ったところ左前屈腱炎が明らかに。

ユーバーレーベンは2020年6月の東京新馬戦で、ドロドロの不良馬場を物ともせずにデビュー戦を勝利(記事)。
その後、札幌2歳ステークスや阪神ジュベナイルフィリーズではソダシの後塵を拝したものの、世代屈指の実力者であることを証明し、そして迎えた翌年のオークス。
直線外から豪快に抜け出し、父ゴールドシップへ最初のGIタイトルをプレゼントするとともに、同じ年の3月にこの世を去った岡田総帥へ捧げる悲願のクラシック制覇を成し遂げました(記事

オークス後に怪我があったこともあり、その後は勝利に見放されてしまいましたが、「父と総帥のために勝ったクラシックタイトル」。
オーナーサイドにとっては、もうこれ以上に何も望むものはないぐらい素晴らしい勲章であったに違いありません。

今後はビッグレッドファームグループで繁殖牝馬になるとのこと。

馬名の意は「生き残る」。
岡田総帥の息吹をいつまでも感じられるよう、永く永く、子供をたくさん競馬場に送り込んでほしいです。

おつかれさま。

[ゴールドシップ産駒の繁殖牝馬]

[ゴールドシップ 2020年産駒]

[2023 03/02]

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