10歳の今季まで精一杯走り抜けたトゥラヴェスーラが現役を無事に引退

トゥラヴェスーラが、2025年5月16日付けでJRA 登録を抹消しました。

トゥラヴェスーラはドリームジャーニーの3世代目の子供として、2017年11月の京都新馬戦でデビュー。
初陣を楽勝で飾ると（記事）、とんとん拍子に出世していき翌年には重賞格付けの葵ステークスで僅差の2着に入り、重賞制覇も時間の問題かと思われました。

しかしそこからは必死に頑張っても、ビッグタイトルにはなかなか手が届かず。
骨折や鼻出血を挟みながら何度も何度も、そして10歳になった今季も懸命に末脚を伸ばし続けましたが、重賞制覇の夢は叶いませんでした。
そんな頑張り屋さんのキャリアハイライトはやはり、2021年から3年連続で上位争いを演じた高松宮記念になるでしょうか。

結果だけを見れば夢は破れたことになりますが、長い間頑張り続けたその姿は記録より記憶として、多くの人の心に色濃く刻まれたに違いありません。

今後は社台ファームで乗馬になるとのこと。

ほんとうに長い間おつかれさま。
そしてありがとう。

幸せな余生を！！！