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メイショウタバルが魅惑のユタカマジックに導かれて、父ゴールドシップとの親子二代宝塚記念制覇


本日2025年6月15日に阪神競馬場で行われた第66回 宝塚記念(GI)芝2200m に出走したメイショウタバルが、スタートで少し外に寄れながらもエキサイトせずにハナを奪うと、1000m通過59秒1のラップを軽快に刻み、勝負所から1番人気のベラジオオペラが迫ってきましたが、これを直線半ばで逆に突き放し、内ラチ沿いを最後まで先頭を譲ることなく力強く駆け抜け優勝しました。
メイショウタバルは父ゴールドシップ、母メイショウツバクロという血統の4歳牡馬。

相変わらず頭が高く、序盤は引っかかりそうな雰囲気が満々でしたが、50歳を超えてなお技術力を向上させている印象のレジェンドにとっては「おちゃのこさいさい」といったところでしょうか。
その馬が耐えうる最も速いペースを淡々と刻み、後続はなし崩し的に脚を使わされ、最後は測ったように全馬同じ脚色に。
改めて武豊の恐ろしさを実感するとともに、百戦錬磨の名ジョッキーに認められ「このペースなら耐えられる」とレジェンドから課せられた厳しい流れを、最後まで耐え切ったメイショウタバルは本当にお見事でした。

「馬がつないでくれる縁、人がつなぐ馬との縁」

レース後にジョッキーがコメントを残していましたが、石橋守厩舎でなければ、メイショウの馬でなければ、ドバイでレジェンドに白羽の矢が立っていたかは分からず、もしあの時このコンビが実現していなかったら、この馬の馬生はどんなものになっていただろうか。

ようやく点と点が線で繋がり、さぁ今後はもっと大きな夢を描いていくことになります。

レース結果・映像はJRA公式で。

GI初制覇のメイショウタバルは、毎日杯、神戸新聞杯に続く3度目の重賞制覇で、通算11戦5勝の戦績に。
ゴールドシップ産駒は待望の牡馬平地GI制覇で、産駒GI3勝目(ジャンプレース1勝)。
通算で14個目の重賞タイトルを獲得。
今季は20勝目で、通算264勝となりました。
[ゴールドシップ産駒 勝利一覧]
[メジロマックイーン・クロニクル]

武豊騎手
「嬉しすぎますね。涙が出そうになるくらい嬉しかったです。馬がつないでくれる縁というか、人がつなぐ馬との縁というか、そういった事を感じますし、色々な思いがあります。基本的には先手を取りたいと思っていました。ただ、どれくらいのペースで行ったらいいのか、どれくらいの感じで馬が走るというのはスタートしてみないと分からなかったので、色々な迷いもありました。(1000m 59秒1のペースは)それ以上は速くしたくなかったですし、スローも望んでいなかったので、丁度良いくらいの入りかなと思いました。(4コーナーではベラジオオペラが来ていたが)どの馬かは分からなかったのですが、割と早めに来ていました。それは馬場傾向で、ある程度各馬が早目に仕掛けて来るのかなと思っていましたが、4コーナーを回る時の手応えも良かったので、リードを取った時に何とか押し切ってくれ、という気持ちでした。馬の状態はとにかく良かったと思いますし、こういう馬場状態も気にはしなかったので、色々と上手くいったかなと思います。(今日は父の日、メイショウタバルの父ゴールドシップと親子二代制覇した事について)私の父も喜んでいると思います。今日は応援していただいてありがとうございました。たまにはこういう馬が勝つのも良いのではないでしょうか」
(ラジオNikkei より)

メイショウタバルが魅惑のユタカマジックに導かれて、父ゴールドシップとの親子二代宝塚記念制覇

メイショウタバルが魅惑のユタカマジックに導かれて、父ゴールドシップとの親子二代宝塚記念制覇

© JRA
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[2025 06/15]

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