メジロマックイーン関連ニュース
本日2025年11月16日に京都競馬場で行われた第50回エリザベス女王杯(G1)芝2200m に、ゴールドシップ産駒のヴェルミセルとフェアエールング、オルフェーヴル産駒のライラックが出走。
好スタートから押して位置を取りに行ったフェアエールングが先行集団馬群、ヴェルミセルとライラックが並んで後方からレースを展開する中、直線で大外に持ち出されたライラックが懸命に脚を伸ばして3着に入りました。
これが4年連続のエリザベス女王杯出走となったライラックですが、「今までで一番良い」という陣営の言葉通りに素晴らしい走りを披露して3着。
勝ったレガレイラは強すぎましたが、2着とは僅かの差で、改めてこの馬の力を示してくれました。
来年は明けて7歳を迎えることもあり、これが最後のエリザベス女王杯出走になるかもしれませんが、これがラストランでも構わないと思えるほど、心がスッキリする誇らしい結果でした。
フェアエールングは序盤良い位置にいましたが、だんだんと窮屈なところに入ってしまい、勝負どころで自由に動く余地がなかったのは痛かったでしょうか。
残念な結果でしたが、今季1年ほんとうによく成長した馬で、まだまだこれから先にも道が繋がっているはず。
また来年の大舞台目指して、人馬共に力をつけてのリベンジに期待です。
ヴェルミセルはしぶとく脚を伸ばしてフェアエールングを捉えて、8着に入ったのは立派。
長丁場でのタフさはいかにもゴールドシップの牝馬で、この先も長いところで面白い活躍を見せてくれそうです。
レース結果・映像はJRA公式で。
ライラック:藤岡佑介騎手
「初めて乗ったけど、具合の良さが分かるくらいでした。道中は折り合いをつけて、直線で外へ出していい脚を使ってくれた。もう1列前なら…と思ったけど、よく頑張っています」ヴェルミセル:鮫島克駿騎手
「道中はレガレイラの後ろで走れた。4角から直線にかけては瞬発力の差かな。強いていえば時計も速かった」フェアエールング:丹内祐次騎手
「スタートが決まって1角までは理想的な位置だったけど、ゴチャついて位置を下げてしまった」(東スポ競馬より)

