Preview :: 今年の運勢占うあの2頭・・・

「もうあとほんとうにもうちょい」。テレビ画面を押さえたくなるような僅差で敗れた前走のケープタウンシチーだが、力があることをを改めて証明してくれた。クラブの規定がどうなっているかは分からないが、ひょっとしたら彼女の現役シーズンも3月一杯か。賞金的に難しいかもしれないが、最後に牝馬限定の重賞へ出させてあげたいので、可能性を残すためにも何とかここで勝利をもぎとってきてほしい。
　西ではオルフェーヴルとジャポニズムの問題兄弟がエントリー。まともなら物は違うし、ダメならてんでダメなだけに、おみくじを引くような感じで楽しみに待ちたい。大吉が出ますように。
　今年の初出走はプリティカポレイ。疲れは心配だが、ここで踏ん張り今年のスタートをいい形で切りたい。
　ダイビングキャッチの前走は、外枠が堪えた印象だった。ダートの2400という条件はなかなか過酷だが、巻き返しを期待したい。

Review :: 2011年の幕開けは華やかに

　プリティカポレイの圧勝で、2011年が開幕。
　翌日のシンザン記念(GIII)でもオルフェーヴルが力のあるところを見せ、上々の年明けとなった。
　期待していたケープタウンシチーは4着。直線も良く伸びているのだが、やや決め手比べで劣ってしまった印象。3コーナーで少し控えたが、もっと積極的に前へ行っても良かったのかもしれない。
　ダイビングキャッチは距離を意識してか後方からレースを進めたが、まったく流れに乗っていなかった。
　オルフェーヴルの弟ジャポニズムは、ガーーーと行って4コーナーでドドドドドドと下がってタイムオーバー殿負け。一体何がやりたいのか良く分からなかった。池江寿師の評価が低いのか、鞍上に恵まれていない印象もあるので、一度ユタカとかに乗ってもらいたいものだが……。