イトカワサクラ（ゴールドシップ産駒）がゴール前豪快に差し切って2勝目

本日2023年7月9日の函館8R 3歳以上1勝クラス 芝2000m に出走したイトカワサクラが、序盤は中団後方で折り合いに専念する形から、向正面で外を通って少しずつ位置を押し上げていくと、4コーナーで口向きの悪さを覗かせながらも、直線外から一気に差し切り優勝しました。
イトカワサクラは父ゴールドシップ、母カワカミサクラという血統の3歳牝馬。

デビュー戦を素晴らしい末脚で勝ち上がりましたが（記事）、今日の脚も実に惚れ惚れするモノ。
レース序盤は掛かりそうな雰囲気、4コーナーではコントロールの難しさ、直線も頭が高くまっすぐ走れなそうなところを見せるなど、課題はてんこ盛りですが、それでいてこの内容ならば「将来有望」と言う他なく。
この先がとても楽しみになってくる見事な勝利でした。

レース結果・映像はJRA公式で。

鮫島克駿騎手
「コーナーで左へ張っていたので、手応えが苦しくなりましたが、能力で押し切ってくれましたね。ここまでひと月、追い切りもつけさせてもらっていましたが、次はもっと良くなってくると思います」
（競馬ブックより）