アスターブジエ（オルフェーヴル産駒）がラストチャンスを決めきって待望の初勝利

本日2023年9月3日の小倉4R 3歳未勝利 芝2000m に出走したアスターブジエが、大外枠のスタートから後方で脚を溜めると、向正面で馬群の内をスルスルと進出、4コーナーで上手に外へ持ち出し、直線の競り合いをクビ差制して優勝しました。
アスターブジエは父オルフェーヴル、母レッドカーラという血統の3歳牡馬。

デビュー戦の内容を考えると、初勝利がこんなにも時間がかかるとは思いもよりませんでしたが、それだけに心底ホッとする初めての白星。
最後の最後のチャンスだけに各馬ギリギリの状態、ジョッキーも勝ちに急ぐ心理状況ですが、そんな中で魅せた手綱捌きの会心さは、ゴール後の鞍上の仕草からも十二分に伝わるものがありました。

レース結果・映像はJRA公式で。

アスターブジエはデビュー9戦目で待望の初勝利。
オルフェーヴル産駒は今季31勝目で、通算497勝目となりました。
[オルフェーヴル産駒 勝利一覧]

藤岡康太騎手
「流れが速かったですし、この馬のリズムで行かせました。まだ内の馬場が悪くないので、潜り込んだ方がいいと思ってその形に。うまく運べたし、馬もよく頑張ってくれました」
（競馬ブックより）