マイネルエンペラーが早め先頭の堂々たる競馬で掲示板を確保（天皇賞春結果）

本日2025年5月4日に京都競馬場で行われた第171回天皇賞春（GI）芝3200m に、ゴールドシップ産駒のウインエアフォルクとマイネルエンペラーが出走。
マイネルエンペラーは、少し立ち遅れ気味のスタートから押して3番手に取り付くと、2周目3コーナー手前でハナを奪う積極的な競馬を展開。そのまま先頭で迎えた直線は内ラチ沿いを懸命に粘り込み5着に入りました。

今日が初GIの舞台でしたが、文句のつけようがない堂々たる競馬を披露してくれました。
3コーナー手前からレースを引っ張り、4コーナー下りで勢いをつけて直線は内ラチ沿いをひたすら爆進。
望んでいたものと違うのは結果だけで、ほぼ完璧な競馬でした。
今回得られた手応えはとても大きく、早熟の天才がもてはやされる時代に現れた遅咲きの皇帝が、いつこの世界を席巻するのか。
この先がとても楽しみです。

また12着だったウインエアフォルクは、さすがにこのメンバー相手では苦しかったですが、今後も長丁場のどこかでチャンスを伺うことになりそうです。

レース結果・映像はJRA公式で。

マイネルエンペラー：丹内祐次騎手
「この馬の持ち味を生かす悔いのない競馬ができました。頑張って走ってくれました」

ウインエアフォルク：幸英明騎手
「前々回乗せていただいたときよりも進みが悪くて、3角からハミを取ってくれませんでした。うまくスイッチを入れてあげられませんでした」

（東スポ競馬より）