ロスコフが無念の現役引退

ロスコフの現役引退がJRA より発表され、2025年7月2日付けでJRA 登録を抹消されました。

ロスコフは2020年7月の福島競馬2歳新馬戦でデビュー。
4戦目に楽勝で勝ち上がると（記事1）、その後は2つの勝利を重ねたのちにジャンプレースへと転向。
早々と3勝クラスに見切りをつけた中での挑戦でしたが、これが大正解でした。

ジャンプレース転向初戦で難なく勝ち切ってみせると（記事2）、オープンに上がってからも安定した走りで上位争いを続け、昨年夏の小倉サマージャンプで待望の重賞制覇（記事3）を果たします。
ここからジャンプ界の頂点を狙える存在になっていきそうでしたが、暮れの大一番にその姿はなく。

春のキャンペーンでも名前を見ることのないまま、ようやく先月の東京ジャンプステークスで復帰、そして力のあるところを見せてくれましたが（記事4、脚元は決して良い状態ではなかったのかもしれません）。

今後は乗馬になるとのこと。

まだまだこれから先の活躍も楽しみだっただけに、焦燥感は小さくありませんが、無事に現役を引退できることは不幸中の幸いなのかもしれません。
末長く幸せな余生を。

おつかれさま。